事件の内容
前回の続きです。
前回は→こちらから
すべての共通点は手提げ袋とスカーフ・・・
自分が何に巻き込まれたのか知れてよかった・・・
・・・。
テレビ局!?
いろいろある一日・・・
・・・つづく
共通点
事件内容について田崎刑事に教えてもらったアヤ。
まず、最初の手提げ袋はスカーフにくるまれたカチコチと音のするもの。
忘れ物として扱われていたが、カチコチとブキミに響く音が
「爆発物ではないか!?」
と警備員が呼ばれる騒ぎとなった。
中身は古い飾り時計。
この時点ではだれかの忘れ物だろうということになった。
2回目に置かれていたのは、またまたスカーフに包まれた荷物。
今度は片腕と両足がない洋人形。いかにもブキミであり、
病院内で騒ぎとなった。何かの嫌がられせはないかと病院は警察にも相談。
防犯カメラのチェックも行われ、袋を置いたであろう女の姿が確認された。
病院内で、不審人物や不信な荷物に気を付けるようにと周知された。
3回目はお土産用ラーメンとその上におかれたスカーフ。
これはアヤが忘れていったもので、事件とは全く関係ないが、
他との共通点として「手提げ袋」にいれられ、「スカーフ」にくるまれていること。
そりゃわたしだ!って疑われるよねぇ・・とアヤは思った。
4度目はまたもスカーフにくるまれたワインボトル。
これはたまたま袋をみつけた医師が袋を手にした時に、持ちてのウラに粘着性のある薬剤のようなものがぬられていて、医師は手に軽いやけどを負った。
4度目にして負傷者がでたことから、田崎刑事たちの課に引き継がれたということだった。
病院内でおこる奇妙な不審物。まだだれが何の目的でおいているのかわからないという状況。
そのあと、アヤは病院まで送り届けてもらった。
何時間も警察にいたせいで、面会時間が終了。今回も面会することができなかった・・・
いつになったらお見舞いできるのか・・・ぼーぜんとするアヤ。
「明日こそ!」と・・・気持ちを切り替えるのだった。
くたくたになって家に帰ると、
アヤの母親が急いででてきて
「あんた 何したん?」と。
警察のことは知らないはずなのに。
と続けて
「あんた訪ねてテレビ局の人が来たよ!」
はぁ!?なんで!?
とアヤは驚いた。
・・・次回へ続く
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