今度こそ・・・
前回の続きです
以前もやったことのある受付・・・
やっぱり、どんな顔して会えばいいのか・・・緊張する・・・
アヤはそのまま警察署に任意同行されるのだった・・・
・・・つづく
なぜか会えない二人・・・
翌日アヤは、病院の前に立っていた。
今日こそ見舞いにいくのだ。これまで2回訪れて2回とも会えなかった。
でも、今回は違う。
遼から話を聞いて、入院しているのは遼の双子の兄「今西 頼(いまにしらい)」で
あること。この病院の11階に入院しているであろうことまでしっかりわかっているのだ。
入院受付も、やったことあるのでスムーズに済ませることができた。
「ここに 今西頼 ってかかなきゃいけないなんて知るわけないよね」
そんなことを思いながら。
受付に書類を提出すると、かけて待つようにいわれた。
いよいよ会える。
と思うとやはりドキドキして緊張してくるアヤ。
どんな顔して会えばいいんだろう・・・そんな不安もよぎる。
と、「小泉 彩さんですね」と男性に声をかけられた。
顔をあげると、二人の男性が立っていて、
手帳のようなものをかざして、
「お話をうかがいたいので、署までご同行願えますか?」
そのまま警察車両に乗せられて、署に向かった。
見舞いに来るたびに何かしらが起こる・・・
「いったい何なの!?この病院」
アヤはわけがわからなくなった。
・・・次回につづく
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