大人な時間・・・
前回の続きです。
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・・・つづく
急展開・・・
ホテルの部屋で二人っきり。
今西くんは緊張するアヤを抱きしめて
キスをした。
はじめてのデートでのちょっと触れるくらいのキスとは違う
長い長いキス・・・
今西くんの目をみていると
「この人ならずっとずっとこの優しい目で私のことを見てくれるんじゃないだろうか・・・」
とそんなことが頭に浮かぶ。
ふわふわと夢見心地のような、心も体も浮いているような感覚・・・
今西くんにすべてをゆだねようとしたその時、
今西くんは言った・・・
「22年かかって、ようやく初めてのキスだね」
それを聞いた時、アヤは気づいた。ずっと感じていた違和感に。
そう、目の前にいるのは自分が知っている今西くんじゃない。
「あなたはだれ!?」
アヤは得体のしれない恐ろしさで顔がこわばった・・・
・・・次回につづく
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