誘い。
前回の続きです。
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・・・つづく
緊張が隠せないアヤ
今西くんは別れ際にアヤを誘い、
アヤは頭の中で色々と考える。でも気持ちはすでに決まっていて、
なんなら今日、家に出るときから、もしかしたらこういう展開になるかもと想定していた。はっきりいって、アヤもそれを望んでいたのだ。
今西くんの言葉は、どこまでも優しくて、アヤのことを気遣っていて、
そんな今西くんを改めて好きになるアヤ。
二人は、今西くんが予約をしていたビジネスホテルに着いた。
今西くんは、自分が予約していたシングルの部屋をフロントでダブルの部屋に変更してもらい、二人は部屋に入った。
部屋に入ったら落ち着かないアヤ。そう、こういうのはかなり久しぶりだったのだ。
なんだかとても緊張して口数が多くなるアヤ。
そんなアヤの緊張を知ってか、アヤを後ろからそっと抱きしめる今西くん。
「はじまった!」
アヤは運動会の競技がスタートしたかのようにそう思った。
・・・次回につづく
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