逃げ道
前回の続きです。
前回は→こちらから
監禁犯にされてはたまらないツネ田さん・・・大慌て・・・
・・・
と、立ち上がり・・・
・・・つづく
セールスレディたちはまんまと切り抜けた・・・
ツネ田さんをあたかも監禁犯のように追いつめ、
「出たい時はいつでも出れるのですね?」
と聞いてくるキムラ。
ツネ田さんは”監禁犯”にされてはたまらないという心境ですので、「もちろん」と答えるしかありません。
すると二人は座敷を立ち、玄関で靴をはきはじめました。
「まだ話が・・・」と止めるツネ田さんにも、おかまいなしです。
ツネ田さんはいいようにあしらわれて、この二人に逃げ道を与えてしまったのでした。
本来の目的である契約の話は一切できていない状態で。
あの職場の問題児カワグチが言っていた通りになりました。
「若造に心配されなくても大丈夫!」と思っていたのに・・・。
このまま逃がしてしまっては、また電話でのらりくらりとかわされてしまうに違いありません。
ツネ田さん、ピンチ・・・
・・・次回につづく
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