トイレの修理が終わったあとのひとこと
前回の続きです。
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・・・つづく
トイレタンクの細工は可能
トイレの修理を買って出たセールスレディ。
経験のないエイ子さんは言われるがまま任せるしかありません。
タンクがあるタイプの水洗トイレの構造は大抵同じ仕組みになっています。
1)水を流すとフロート(うき:空洞のあるプラスチック)が下がる
2)フロートが下がると、塞いでいた水の出口が開いて水がタンクに溜まり始める。
3)フロートが水に浮かび、完全に水が溜まってフロートが元の位置まで戻ると水の出口が塞がり、水が止まる。
4)万一、水がとまらなかった場合も、ある水位以上になると便器の方に水が流れる仕組みがある。
もし、水が漏れるように細工をするとしたら、
①水が溜まってもタンクが戻らないように何かをはさんで固定する。
②4)の仕組みを何かで塞いで水が溜まりぱなしになるようにする。
の2つを行うことで可能となります。
自ら「修理をする」と言い出したこのセールスレディは、タンクの中の細工をした可能性が大です。
☆ちなみに、タンクが古くなって故障した場合も、同様の現象が起こることがあります。
その場合は、タンクのフタをあけて、フロートが引っかかっていないか、水位を保つ装置が塞がったり故障したりしていないかをチェックすると解決する場合が多いです。(無理な場合は専門家に任せましょう。)
自作自演でトイレ修理をしたセールスレディ。次に何を仕掛けてくるのか・・・
エイ子さん、気をつけて・・・
・・・次回につづく
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